神を信じる歩みの中で、大きな決断を迫られたことはありますか。
創世記22章には、「信仰の父」アブラハムが人生最大の決断を求められた話しが記されています。それは、自分の子イサクを犠牲として捧げよとの神の命令に従う決断でした。結局、アブラハムは神に従いました。イサクは助かりました。そして神は、その信仰の故にアブラハムの生涯を祝福しました。
私たちの歩みの中でも、大きな信仰の決断を求められることがあろうと思います。信仰の第一歩は、自分よりも大きな存在である神を認めることです。そして、状況を神の視点から見つめ直し、最終的に全てを良い方向に導いてくださる神を信頼し切ることが信仰です。
神に促されて何かをする、あるいは何かをやめる。いろいろな決断があるでしょう。思い切って神の懐に飛び込む、そんなアブラハムの信仰を範としたいものです。(文責:小幡幸和)
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