聖書のお話し「兄弟愛をいつも持っていなさい」
へブル人への手紙 13章1~3節   小幡史朗兄 

  今日の聖句の要点は、1、兄弟愛をいつも持て。2、旅人をもてなすことを忘れるな。3、人が疎外する人を覚えよとの3点です。 ちょっとした聖書の参考書などには「愛」の説明として、昔のギリシャ人の考えを引用し、愛には情愛、友愛、親子の愛、そして、聖書のいう愛=アガペがあるが、これらは全く違う愛であると・・
  でも、別々にしてしまったのは人間で、父なる神はアガペの愛を基本にして様々な場で発露する愛のかたちが、夫婦で言えば神様が祝される情愛、家族で言えば親子・兄弟姉妹の愛、そして友達同士の友愛なのだと私は信じます。参照:Ⅰテサロニケ 4:9。
  2011年、私たちは、「泣く者と一緒に泣きなさい」とのみことばに押し出されて東日本大震災の復興支援に立ち上がりました。
  初めは何となくぎこちなさを感じましたが、今はすっかりお互いが溶け合っています。親子か、親しい友の関係ができています。アガペの愛とは犠牲的な愛が基にありますが、それは冷たいものではなく、同時に好きという暖かい面もあり、交わりを豊かにします。
  (文責 小幡幸和)

                                    
2017.01.29(日)


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