聖書のお話し:「信仰によって、信仰によって」
へブル人への手紙 11章 1〜10節 

  この手紙が一貫して訴えていることは、「ですから、私たちは聞いたこと=キリストのみことば=をますますしっかりと心に留めて、押し流されないようにしなければならない。」2:1です。
  「押し流される」の反対語は何ですか? 「信仰」です。1節の確信とは、もともとは法律用語で「立証する」という意味があり、法廷に立つ被告の無実を証明する弁護人の確たる熱弁を意味する。 
  あのときも今も、目に見えぬものは信じないという時代であった。著者は、それにもかかわらず信じ切った人々の名をアベルから始めて列挙し、まだまだいるが書き始めたら時間が足りないとまで言っている。著者は目に見えるものだけを信じる文化からの脱却を訴える。私たちの信仰の対象は幻想や思い込みでは決してないのだ。
  この聖書66巻に余すところなく証言されている。日々、読めば読むほど、その預言と成就を通して神の永遠のお約束を恵みとして、戴くことになる、11:4〜以降の人々はみな、信仰の人として死んだ。約束のものを地上では戴けなかったが、はるかにそれを見て、喜び迎え、地上では旅人であることを告白していた。あなたも疑心暗鬼から抜け出て、希望への大路をまっすぐと歩んで行ってください。

                                    
2016.11.13(日)


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