聖書のお話し:「さらにすぐれた務めを得られたキリスト」
へブル人への手紙 8章 1〜13節

  表題は8章のキーワードです。しかし、私たちはいうところの異邦人でしたから、神の一方的なお恵みにより、救いに与れましたが、ユダヤの人々のように、負うことのできないほどの律法や、その他の事々によって苦しんだことを知らない迂闊さがあります。
  主なる神はモーセを通して律法を賜り、イスラエルの民は律法を守ろうとしたが、律法は彼らの罪を暴くのみでした。その上、イエス様の時代までに、人間が勝手に律法に付け加え、それは人々の重荷とさえなっていました。マタイ 11:28〜30のイエス様のおことばは、そのことを背景にしているのです。
  あのペンテコステの日、ペテロたちが説く、神のみことばに、聴衆は衝撃を受けました。救いは私の行いではなく、神の一方的な恵みであると、イエスによりひっくり返えされたのに、彼らはそのお方を殺してしまったのです。使徒 2:37は絶望の叫びです。
  表題のことばを見ますと、何か、よりよいものと読みたくなりますが、イエス様が下さった、真の救いは、古い契約の改良ではなく、質的にも全く違うものでした。→Uコリント 3:6。
  へブル 10:14以下を感謝し、あなたの隣人に伝えよう!

                                    
2016.10.09(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会