聖書のお話し:「旧約聖書と新約聖書のつながりを通して知る −救いの意味−」
ルカの福音書 1章 46〜55節  幸和兄

  へブル人への手紙の主要なテーマは、「大祭司イエス」です。仲介者とは間に入って執成す人、両者の交わりを回復させる人、例えれば弁護人。あなたと真の神との間にあって、あなたのために神に執成してくださるお方がイエス様です。イエス様がいらっしゃる前のユダヤ教の時代は人の祭司や大祭司が神と民との間に立って、いけにえを捧げ、執り成しをしていましたが、彼ら自身、罪ある人間でしたから、後に来られる真の贖い主イエスのなさることの、いわば予型に過ぎず、完全に神との間を執成すことはできなかったのです。

 父なるみ神は、実に、お創りになられた世の人々を愛されました。それだけではなく、一人一人がお好きでもありましたから、ひとり子イエス様を唯一の、最終の捧げものとして捧げられました。それを信じる者が生かされ、永遠のいのちを持つためであります。  キリストは今も続いて、私たちの大祭司、即ち神との間に立たれて、私たちのために、執り成しをなさっておられます。ですから、私たちは憐れみを受け、また恵みをいただいて、折にかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。

                                    
2016.09.25(日)


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