聖書のお話し:「あなたはわたしの喜び、わたしの心の楽しみ」 幸和兄、史朗記 
ゼパニヤ書 3節16〜17節

  ゼパニヤは、主の日は近いと警告する。その日は究極の裁きの日であるが、それ以上に神の恵みの祝福の日であることを覚えたい。  神はあなたの心底までご存じであるが、そのお方が、あなたをどのように思っておられるか? この問いに多くの人は、神は私を怒っている、失望していると答える。ある者は形通りに神は私を愛しておられると答える。では、どのように? ゼパニヤ書はヒントを与えてくれる。今朝、与えられた聖句は、結局、神と人との関係はどうなのかという問いから、人間、本来の姿を思い起こさせる。
  あなたはこの世に生まれ、学校に行き、職を得、家庭を作り・・という過程を経ているが、あなたの価値はどこにみいだせるのか? 所属するところか、財産か? ハーヴァード大学教授の職を捨て、カナダのラルシュという知的障碍者施設のチヤプレンになったヘンリー・ナウエンが入所者の前に出た時、彼は自分は何ができるかとか、何であったかと言うこと全てを捨てざるを得なかったと告白している。大切なことは神の目には、あなたは高価で尊い存在。神はあなたがいること自体を喜んでおられることを知ってください。

                                    
2016.08.21(日)


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