聖書のお話し:「かけがえのないいのち」 史朗兄 
詩篇 139篇 1節〜6

  江戸時代から、我が国には「福子伝説」があり、むしろ障害のある子を授かることに喜びを見出していた。それが近代の富国強兵の時代となると、力があるかないかが、全てを分ける基準となって、彼らはだんだん隠されていった。世界の歴史を振り返ってみても、多様性を否定する国家は、事、志と反し、あっけなく滅びている。
  表題は、どうすれば実現できるのか? 国連の決議? 各国の法律? 学校での道徳教育か? それらは何もできなかったことが今は証明されている。50年前、ユネスコが、これからの世界の教育のカリキュラムの中心は単なる情報、知識、智慧ではだめで、中核となるべきは「いつくしみの精神」であると答申した。その根拠こそ、聖書の愛であった。今もって、それは実現していないが、であるからこそ、その愛によって生かされているキリスト者が黙っていないで、もっと家庭で、近所で、その国で、世界中で声を上げなければならない。私たち人間の出発点は創世記 1:26〜28にある。神はあなたを、そして隣人を神の大切な宝とし、私たちが託されたことを達成することを望まれている。この不変の真理を知る時、「かけがえのないいのち」を知り、守ることになるのだ!!!

                                    
2016.08.07(日)


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