聖書のお話「神に求められていること」 幸和兄、史朗記
ミカ書 6章 6節〜8節

  先日、茨城キリスト教大学内での宗教教育講演会があり理事長の細川先生が、お若い頃、どのように生きるかを教えられた本として永井 隆博士著「この子を残して」を挙げられました。大学を卒えて、ある企業に入社。やがて、会長、社長まで務められましたが、一貫したことは、1、仕事だけではなく、共に働き人を大切にする、またその人たちが困らないようにする。2、上司を怖れない、そしてゴマすりもしないということであったと話されました。
  ミカ書が書かれた時代、信仰は弱まり、不正、不誠実、高慢がはびこっていた時であった。そのような時代、神にお会いしたとき、人は何をしたかではなく、どれだけ心をこめてしたかを求められると、6、7節は問い、また警告している。
  8節の、「人よ。」は、6,7節に問われたことの答えであって、今に至るまで世界中の人、すなわち、一人の人、すべてに呼びかけていることに注意しなければならない
  人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行い、誠実を愛し、へりくだって、あなたの神とともに歩むことではないか!

                                    
2016.07.17(日)


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