聖書のお話「救いの手を差し伸べる神」 幸和兄、(史朗兄記)
ヨナ書 4章 5節〜11節

  ヨナは当時の強国アッシリアの首都ニネベに行って、彼らが悪のゆえに、滅びないように警告せよと、主に命令されたが、ヨナは面白くない。
  ヨナはその国が嫌いなだけではなく、むしろ民族的な恨みがあったから(1:1〜5)。ヨナは主のみ顔を避け、逆方向の西のタルシシュへ逃げたが(1:3)。主は大風を船に吹き付けられ船は難破しそうになった。ヨナは主のみ顔を避け、船底へと降りていく。1:11〜13にあるように、ヨナは海に投げ込まれた。しかし、主は大きな魚を備え、ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた。主はヨナの祈りに応え、魚に命じ、彼を陸に吐き出させた。再びヨナに主のことばがあり、今度は彼は受け入れ、立ってニネベに行き、ニネベの滅亡を叫ぶが、彼はあんな悪人が悔い改めるはずがないと、依然として神が悪人を許すのを受け入れず、むしろ敵が裁かれるのを見たいと町から出て、何が起こるかと座って見ていた。主は日陰を作ったトウゴマが枯れたことに腹を立てたヨナに対し、それよりも尊い一人の人を説かれる。かのドウリットル隊の爆撃手であったディシェイザーが後に、宣教師となり来日、また彼のトラクトを読んだ真珠湾攻撃の淵田美津雄がキリスト者となり、後に二人して米国でも伝道した事実も見て、相手を否む心ではなく、神に向かって嫌な相手を受け入れる勇気を持ちたい

                                    
2016.06.26(日)


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