聖書のお話「社会正義を求める神:一人の人の大切さを知る」
アモス書 5章21節〜24節 幸和兄(S記)

  一人の男の子のいのちを想い、祈り続けた北海道の出来事でしたが、すべてが導かれ、守られた少年を見て、日本中で、いな世界中で神に感謝し、喜びを分かち合ったことでした。
  これはアモス書のテーマに通じることです。一人の人のいかに大切さを見せられたことでした。人はともすると、僕なんか、私なんかと、つぶやくかもしれませんが、アモスは告げます。一人の人を大切にすることこそ、真の社会正義を全うするものであると。
  それなのにアモスの時代も、今も、豊かさのなかに、虐げられる者がおり、弱者がいたし、また、います。8章4〜6節を見よ。 2章6節でも金儲けと結びついた宗教の堕落が警告されている。
  愛であり、義である神は、その社会の不正を見過ごしなさいません。必ず神の裁きがついてきます。8章7節以降を注意してお読みください。見よ。その日が来る。実に、主のことばを聞くことの飢饉であると宣言される。北から東へと、主のことばを探し求めても、これを見いだせないという。しかし、今、あなたのために、「ことば」が人となって世に来られた。「これに聴け!」マルコ 9:7。

                                    
2016.06.12(日)


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