聖書のお話「しっかり心に留めて」‐へブル2‐史朗兄
へブル人への手紙 2章 1〜4節

  あのペンテコステの悔い改めと新生から、わずか30年ほど経った頃、この手紙は書かれているが、「私から聞いたことを、ますますしっかり心に留めて、押し流されないようにせよ」と警告されていることに驚く。初期から罪の誘惑に負けてしまう人間の不信はあったし、そして今も続いているので、私たちは強く主により頼まなければ同じ前車の轍を踏みかねない。この2000年の生活様式の変化は驚くべきことで、私たちは益々、安易へと流され続けている。 イエス・キリストへの信仰も例外ではない。緊張感が持続できないと、さまざまなイベントを考え出して表面的なものを保とうとし、今の時代に合わぬと換骨奪胎が大手を振って歩いて良しとする。 へブル人への手紙の記者は、あなたの信仰の原点は何か、それを知る方法は何かと、改めて問い、2章の1節において、「ですから」と1章の教えに堅く立つことを要求する。パウロでさえ、私は自分はすでに捕らえたなどとは考えていない・・目標を目指して一心に走っていると告白する。あなたがたの中の誰も悪い不信仰の心になり、活ける神から離れぬよう今日という日に気を付けよとの鉄槌!

                                    
2016.04.03(日)


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