聖書のお話「温故知新」−へブル 1− 
へブル人への手紙12章 1〜7節

  この手紙は、誰に宛てた手紙なのか、誰が書いたのか、また書かれた年代について、すべてが明らかではありません。 ただ、多くの聖書学者が指摘するように、「兄弟たち。このような勧めのことばを受け入れてください。」との言葉が13:22にあるように、そこには何かの問題があったと考えられます。 まず、13:1〜3でキリスト者のこの世における人間関係を。次に13:4〜6で、キリスト者の自己管理を。そして、私たちは、異邦人でしたから、なかなか分かりづらいのですが、13:10〜16には、旧約の時代と全く変わった、イエス・キリストの時代の礼拝のあり方について勧告します。13:20〜21は、受け手が、イエス・キリストによって完全な者としていただけますようにと祈りで、この手紙は締めくくられています。 読み進めていくにつれ分かることは古い手紙なのに、21世紀に生きる私たちに、なんと適切な教えに満ちているか、驚くほどです。 皆さん自身も、お読みいただき、ご一緒にみ前に成長しましょう。

                                    
2016.03.13(日)


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