聖書のお話「祈りとは? 嘆きの詩篇より学ぶ」−幸和兄‐
詩篇 142篇 1〜7節

  渡る世間は鬼ばかりともいわれますが桃太郎は知恵、忠誠、勇気をお伴に歩み始めました。あなたは何をもって歩み始めますか?  かつてマザー・テレサがガザを訪問した折、検問所で何か武器を持っていないかと訊ねられた。彼女はすかさず持っていますと答え、やおら懐から、修道会の祈祷書を取り出したとの逸話があります。
 詩篇は祈りの書。神に讃美を捧げる祈り、喜びの歌もありますが、150篇のうち、一番多いのは嘆きの詩篇と呼ばれる祈りです。 今、ダビデは敵に追われ、嘆きのどん底から、主に声を上げて叫んでいます。1節。自分が今、持つ悩みを洗いざらい、神に注ぎだしています。人間の社会では弱みを見せたら、突けこまれること必定ですが、聖書に啓示される神はすべてを受け止めてくださるお方です。確かに神はあなたの悩みの時の唯一の避け所です。そのお方を信じ切る時、初めてあなたにも祈りを注ぎ出せます。5節。
イエス様は「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます」とあなたに、お約束くださっています。マタイ 11章28節。明けない夜はない。神はご存知です。信じて夜明けを待ってください。

                                    
2016.01.24(日)


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