聖書のお話「喜びを奪うもの」―ピリピ 4―」
ピリピ人への手紙 2章 3〜11節

 今、世界の人口は約73億人。その中の十何人かが、それも何年か前まで、見ず知らずの人同士であったのに、神の家族の兄弟姉妹として、このように榛名に集まり礼拝を捧げ、交わることは考えれば実に不思議です。その上、今朝はアメリカからロバートソン兄姉がおいでになられて、皆さんとは初対面とは思われず、心を通わせ、礼拝をご一緒できますことは、実に嬉しく喜ばしいことです。  さて、前回は喜びが続く秘訣は「ひたむきさ」と聴きましたが、これこそ信仰の神髄なのです。しかし、ピリピにある教会には、その喜びを妨げるものがありました。信者同士のエゴがぶつかり合い、バラバラになっていました。そのような魂の病には喜びがなくなるという症状が現れてきます。パウロはその病状をよく診て、癒すために、2章 1〜11節に具体的な治療の処方箋を書きました。  主イエスの十字架は人と神との関係を回復しました、それを知ったとき、人と人との関係は回復し、行動も劇的に変化します。たまにはこの世の波風に転ぶ時があるかもしれませんが、喜んでください。躓いたあなたに、主はいつも、すぐに手を差し伸べてくださいます。その思わずでる喜びを奪われないようにして今週を歩こう!

                                    
2015.11.29(日)


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