聖書のお話「プリンセス・エステルに学ぶ」
エステル記 4章12〜17節

 幸和兄の説教要約:あなたは、かつて、思いもかけぬ大きな難題に直面したことがありますか? それが今日の主人公エステルです。そのような時、神様は必ず助け手、助言者をお立てになられ、お働になります。エステルの場合はモルデカイがそうでした。  その時、これまでの人生で経験したことが活かされることがあります。モルデカイの言葉「あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない」は、それを示唆している。  後にパウロがローマの教会に書き送った言葉、「神を愛する人。すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」を思い起こしてください。それを信じ立ち上がる時にことはなります。さて、エステル記は一度も「神」という言葉が出てこない不思議な書なのですが、この出来事を通し、あの時も、今も背後でお働きになられておられる神をはっきりと悟らされる書です。  モルデカイはわき役に見えますが、実はエステルに神のご臨在を思い起こさせ、弱気の彼女を励ます中心人物でありました。神のわざをなすためには携わる全員が大切な人であることを覚えよう。

                                    
2015.11.22(日)


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