聖書のお話「主はよみがえられた」−ヨハネ 31−
ヨハネの福音書 20章 1〜31節

 「マリヤ」との呼びかけに、驚愕し、一瞬の後に歓喜にあふれたマグダラのマリヤ。主の亡骸のない墓に一人残り、泣いていた彼女に復活された大牧者、主は現れ、優しく彼女の名を呼ばれた。そして、主はわたしの兄弟たちのところに行って、『わたしは、わたしの父、またあなたがたの父、わたしの神、またあなたがたの神のもとに上る』と告げなさいと親しく、彼女に新しい務めを託された。

 その日、すなわち週の初めの日の夕方、ユダヤ人を恐れて隠れていた弟子たちの所にイエスが現れ、「平安があるように」と言われた。これは挨拶のことばでもあるが、それ以上の意味が込められていた。平和とは戦争の反対語ではなく、創造の神との正しい関係の回復を意味する。イエス・キリストの来臨は人と神との関係の回復のためであり、それは贖いの十字架と復活によって実現した。人が真の神から離れ、自我に頼み始めるときに、憎み争い、国々の間に戦争が起こる。イエスは真の平和の君である。そのお方が、あなたにも聖霊を授けてくださり、キリストの平和を伝える者として、今の時代の真中に、あなたをもお遣わしになられる。そのためにも、20:21のみことばを心に刻み、主のご委託に応えてください。

                                    
2015.09.06(日)


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