聖書のお話「あなたが主と信じるお方」−ヨハネ30−
ヨハネの福音書 19章 31〜37節

 もし、誰かから、「あなたはうそつき、詐欺師」と言われたら、どんな気がしますか? その反対に、あなたが信じ切っていた人が実は稀代の詐欺師であったとしたら? 残念なことに、人間が作った宗教の世界ではざらにあることです。大勢の人を短期間だますこと、少数の人を長い間、騙すことはできましょうが、大勢の人々を何千年にもわたって信じさせることは真実のみができることです。

 今日のポイント、34〜37節を見よ。キリストとしてのイエスに関する何千年にもわたる大きなことから、小さなことまで無数の預言があり、再臨を残して、そのすべてが成就した、その目撃者の証言があるとヨハネは私たちに注目させます。イエスに関する預言と成就はこれまで敵対する人も含めて、事細かく検証され、反論されてきたが、結果はその真実性を強めることとなった。人は言う。私たちの宗教には教祖様のお墓があるが、イエスの墓はないではないかと。そこに期せずして人を拝んでいる愚かさを暴露している。パウロは、あなたがキリストを単に拝んでいるだけなら、あなたはすべての人の中で最も哀れな者だと断言する。老ヨハネのことばを、ヨハネの手紙T 5:13に熟読してください。

                                    
2015.08.30(日)


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