聖書のお話「できることをする幸い」
マルコの福音書14章 1〜11節

 先週はこの聖句より幸和兄がみことばの解き明かしをしましたが、その際、パサデナで信仰生活を送っていたシエラ・マードレ(スペイン語で母なる山の意味)にある、キリストの教会の興味ある、あり方を聞きましたので要点をお伝えいたしたいと思います。

 礼拝出席が50名ほど、アメリカでは大きいとはいえない教会ですが、専属の説教者も事務員もいませんで、教会員が交代で説教し、教えています。時には他から説教者を招いたりもしています。教会の会計、事務なども、できる人が手分けしてやり、それぞれが、出来ることをしているのだそうです。以前、友人がアトランタの教会にいたことがありますが、その教会は自らをドウ イット ユアセルフ教会と冗談めかして言っていましたが、大きな教会を皆さんがそれぞれ自発的に働いて、運営していたそうです。そこには競争や妬みもなく、まさに聖霊のお導きの許に動いていたようです。

 本来、イエス様の教会はそのような教会でしたが大きくなると、いつのまにか有給働き人と傍観者に分離、固定化し、教会員としての喜びが失せて行ったのですね。改めて考えさせられました。

                                    
2015.07.19(日)


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