聖書のお話「互いに足を洗い合いなさい」−Jn21
ヨハネの福音書13章 2〜15節

イエス様は、ご自分の時が近づいたからこそ、弟子たちに最後の愛を注ぎ出されます。これからキリストの福音を託す集団として大切なことは力比べではなく、互いに遜って歩むことと教えました。

 ある教会では、これを洗足式として1年に一回守っていますが、イエス様は互いに仕え合う一つの例として、当時、奴隷の仕事であった洗足をご自身でなさったのです。これはマタイ 6:9に出てきます弟子たちに教えられた祈りにも似ています。イエス様はこの字句をそのまま暗唱せよとはおっしゃっていません。この例のように祈りなさいと教えてくださいました。また、年に一回とも言っておられません。かつてイエス様は「求めなさい」と教えられましたが、それは一回ではなく、求め続けなさいとの意味と同じです。  弟子たちは、そのすぐ後に「この中で誰が一番偉いのか」と言いましたが、聖霊を注がれてからは、すっかり変わりました。使徒の働き 14:15に神に祭り上げられかかった時、パウロたちがとった行動を見、またローマ 12:3〜21をも心に刻んで下さい。

 
2015.06.07(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会