聖書のお話「信仰は聴くことからはじまり・・」−Jn16− 
ヨハネの福音書10章34〜38節

  人間のさがは悲しいもので、「証拠を見せろ。そうすれば信じる」と言いながら、見せられても信じません。出エジプトのパロはその典型。その根本の理由はそのお方を初めから疑ってかかり、心から信じていないからです。父なる神から離れ、滅びに向かっている人間との関係を回復なされようと、神は昔、父祖たち、預言者たちを通して語られましたが、ついに私たちは聴くことができなかったので、この終わりの時に御子を下され、直接、私たちにお語りになられました。御子イエスは、様々な「しるし」を通してご自分が神と本質的に同じ存在であることを現され、永遠のいのちへの門としてご自分を示されましたのに人々は受け入れなかった。「見ずに信じる者は幸いです」との主イエスのみことばを聞くとき胸が痛みます。

「信仰は聴くことから始まり、聴くことはキリストのことばによる」と教えられます。私たちの生き方を通してイエス様を見せることは難しいですが、しかし、人々を振り向かせることは出来ます。あなたが福音を伝える聖い管として用いられるように捧げなさい。

 
2015.05.03(日)


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