聖書のお話「イエスの復活の後、このことを思い出して 信じた弟子たち」 −Jn5−
ヨハネの福音書 2章13〜22節

  ヨハネは、「それで、イエスが死人の中からよみがえられた時、弟子たちはイエスがこのように言われたことを思い起こして聖書とイエスが言われたことばとを信じた」と淡々と書いているように見えるが、今、現在のあなたとあの時点での弟子たちは決定的な違いがあった。彼らはまだイエスがなされたこと全てを知らなかった。事実、あの晩、イエスが捕えられると弟子はみな逃げだし、知らないと言い張る者、復活のイエスが真ん中に立たれても、取り乱し、心に疑いを持つ有様であった。このような弟子が全く従う者となったのはよみがえられたイエスと三度、お会いしてからであった。「しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして・・・」とイエスが天に昇られる時下さったお約束は、あのペンテコステの日に成就した。以来、弟子たちは死に至るまでイエスに従う者となった。私たちはヨハネの福音書を読み始めたばかりであるが、弟子たちが3年かけて知っていったことをまとめて見せられている祝福を知り、私達も献身し、今、従って行こう!

 
2015.02.15(日)


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