聖書のお話「神のご栄光を現されたイエス」 −Jn4−
ヨハネの福音書 2章 6〜11節

  イエスはガリラヤのカナの婚宴の席に弟子たちと同席しています。イエスを拒み、非難した人々は後に「あれ。見よ。食いしん坊の大酒飲み、取税人や罪人の仲間だ」と言ったともありますから、イエス様はこの時も新郎新婦にお祝いを言い、招かれた人々と談笑していたと思われます。その時、母マリヤはブドウ酒がなくなったことに気づき、「助けて」とイエスにいいますと、「これがわたしとあなたに何のかかわりがありますか」とイエスはそっけなく言いますが、マリヤはお構いなしに、「あの人が言われることを、何でもしてあげてください」と手伝いの人たちに言います。その背景には受胎告知から始まって、たびたび記されている「マリヤはそれらを心に留めていた」にヒントがある。イエスと出会った弟子たちはイエスにお会いした時に主と信じたが、今、目の前で行われたイエスを通してなされた創造の神の大いなる力のわざを見、より深くイエスを主と信じた。ヨハネはこれを単なる奇跡ではなく、「しるし」という特別の意味を込めている。今、あなたに与えられている「しるし」は聖書66巻。その「しるし」をより深く見続けてください。

 
2015.02.08(日)


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