聖書のお話「このいのちは人の光」 −Jn2−
ヨハネの福音書 1章 1〜14節

  1章9節から14節は、この一点にこそ、ヨハネがあなたに告げるべく書いたところであって、後に20章31節で、「これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたが信じるため、また、あなたがイエスの御名によっていのちを得るためである」と繰り返して訴えていることも心に覚えてください。

  ヨハネの福音書が書かれた当時の多くの人はイエスを人となられた神とは信ぜず、偉大な賢人ととらえ、その教えを単なる思想と考えていた。このような考え、捉え方は私たち日本人にも潜在的にある。イエスを社会の改革者、柔和な人、栄養補助剤のように口に放り込んで満足し、自分の存在の根源にかかわるお方であるとは思っていない。それがあなたの信仰であるなら無意味。捨てよ!  「人は主の口から出たすべてのもので生きる」とあるが、その「ことば」は原初に世界を創造され、あなたをも造られ、今も、その全てを統べたもう活ける神のいのちであり光であり、その「いのち」がイエスの十字架によりあなたに代価なしに与えられているという、さらなる恵みを一瞬、一瞬に覚えつつ今週を生きたい。

 
2015.01.25(日)


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