聖書のお話「新しい歌を主に歌え」
詩篇 96篇

  新年、おめでとうございますと今年も、あなたは挨拶を交わしたことと思いますが、何がおめでたいのか考えたことがありますか? 嫌な思い出ばかりの旧年が終わり、新年は何か希望が約束されたからですか? 違うでしょう。あなたが新しいと思ったことは実は幻影で、そのそばから、それはどんどん古くなっていっています。

  でも、喜んでください。あなたは真の「新しい」ことを身をもって体験している人です。イエス様の十字架は古いあなたをその行いとともに捨て去ってくださいました。今やあなたは造り主のかたちに似せられて、新しい人とされています。そればかりか、信仰の歩みのうちに、日々新たにされつつあると聖書は宣言します。確かにあなたの外なる人は日々、衰えていくでしょう。しかし、私たちの内なる人は日々新たにされていますので、私たちは勇気を失いません。そして日々、神に、人々にお仕えしていく喜びを味わいます。

  聖日の礼拝にて私たちは主の食卓に与らせていただきますが、そこでイエス様の十字架を再び見上げ、主の血による新しい契約をあらためて覚えます。そして、この真に新しく生きる、「よいおとずれ」を主が再び来られる日まで宣べ伝えながら歩んでいくのです。

 
2015.01.11(日)


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