聖書のお話「キリスト者」―信仰の本質(14)
使徒の働き 11章19〜26節

  ステパノの殉教から始まったイエス・キリストを信ずる者たちへの迫害は彼らをエルサレムから追い出したが、彼らはなおもキリストの福音を宣べ伝えながら歩き、ある人たちはシリヤのアンテオケにまで行って、そこで再びキリストの教会が形成されていった。

  あのペンテコステの日にエルサレムで始まったキリストの教会のように、アンテオケにある教会も周りの人たちに好意をもたれるようになった。地域の人たちは彼らが口で語るキリストを彷彿とさせる生き方をしていたので、いつの間にか「クリステアノス=キリストに従う人」と呼ぶようになった。私たちは簡単にクリスチャンと言いますが、振り返ってみてどうでしょうか? 口ではキリスト、キリストと言いながら、自分の行動が伴わず、人々をキリストから遠ざける人になってはいませんか? 先月のはるなのクリスマスに、全く初めての方が案内されておいででしたが、その方は「教会のみなさんとお会いして心がすっとしました」と仰ってくださり、教会の兄弟姉妹の信仰の行動に感謝したことでした。私たちは毎週、毎週、礼拝を捧げていると言いながら、一人よがりになっていないか? 改めてキリストの大使であることを自覚する今年にしよう。

 
2015.01.04(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会