聖書のお話 「知 る」―信仰の本質(8)
ヨハネの福音書 10章11〜15節

  海外旅行を考えて見ましょう。どこに行くか? どのように行くか? いつ行くか? 誰と行くか? パスポートは?・・そのように用意周到に準備すればいいのですか? 違います。実際に行動を起こさねばなりません。私たちの人生の旅もこれに似ています。

  私たちの人生の旅の準備はまず聖書から始まります。他の方や本なども参考にします。敬愛するある先生は、聖書は聖霊の息吹を感じるほどに、じっくりと聴き入るのだとおっしゃっています。気付いたところを専用のノートに書き留めておくのも大切です。聖書に書き込むのもいいでしょうが、真っ黒になる前に買い替えて下さい。そうしませんと、それ以外の所を読み落とす恐れがありますから。

  旅行は準備でおわりません。実際に足を踏みだし、目的地に到着することが肝腎なのです。聖書もそうです。「論語読みの論語知らず」と言う諺がありますが、聖書読みがそうであっては、実にもったいないこと。聖書はあなたに語りかける神のおことばです。神のおことばを、ただ聞いて頭で覚えるのではなく、じっくりと聴き、それを行う者、すなわち、神のお声に応える者となってください。 新約聖書の「知る」という大切な言葉は体験し、身に着ける事です。

 
2014.11.23(日)


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