聖書のお話 「大切なあなたへの手紙」  ―信仰の本質(4)
へブル人への手紙 1章 1〜2節

  死海北西の洞窟でBC2世紀の聖書の写本などが発見されたのは1947年。翌年、このニュースが世界を駆け廻ると大騒ぎになった。悪意の宣伝もずいぶんされたが、次第に研究が明らかになるにつれて、聖書の原本は見つかっていませんが、その写本は無数にあり、慎重に慎重を重ねて今に伝えられてきたことが証明された。1991年にはこの死海写本は世界の宝であるから誰でも自由に利用することができると世界で確認。2011年からはイスラエル博物館とグーグルの連携で誰でもオンラインで見ることができる。

  ある人々は聖書の聖典性は人間が編纂した結果によると言い張るが、考えて下さい。旧新約聖書66巻は1500年に亘り、異なった場所で約40人もの人によって筆が執られているが、あなたがある速度を持って創世記からヨハネの黙示録まで読み通した時、その一貫性に驚くことだろう。筆者が編集会議を持つことなど、時間的、物理的に不可能。しかし、聖書は神の霊感に動かされた人たちが神のことばを語ったので、聖書自身がその神言性を保証しているのだ。確かに古い本である、しかし、聖書に聴く人に、その都度、新しい意味を確実に示し続ける。Tヨハネの手紙 2:7〜8

 
2014.10.26(日)


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