聖書のお話 「信仰。神に立ち返り続ける」  ―信仰の本質(2)
イザヤ書 55章 6〜13節

  今、私達は恵みの高嶺への登山道を一歩、一歩、信仰という杖をしっかり握りしめ、私たちの導き手、主とともに足を進めています。ある人は、そんな登るべき山などないのだから、自分の思うままに過ごせばよいと自惚れています。ある人は、登るべき山はあるかどうか分からない。あっても確かな道標もないだろうし、ましてや頼れるリーダーなんかいないと懐疑の荒海に彷徨っています。

 私たちがこの山を見上げることができ、信頼するガイドと共に登り始めていることは、まさにお恵みというほかありません。そのお方のみ足の跡をたどるとき、道を踏み外すことはなく、疲れることもありません。多くの方がこのガイドブックにより登るべき山を知り、よきガイドと共に登り始めていますが、途中で帰ったり、違う野山に目移りをしたりしています。重要なことは、登り始めたことよりも、そのお方と共に、今も登り続けていることです。登山仲間と励まし合い、助け合いつつ登ることは大切ですが、それ以上に心がけるべきは導き手、主から目を離さないこと。そのためにもガイドブックである聖書を人任せにせず、あなた自身で調べることです。

 
2014.10.12(日)


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