聖書のお話 「立ち戻る信仰」  ―信仰の本質(1)
テモテへの手紙 T 1章 3〜5節

  中・高とキリスト教とのいくつかの接点がありましたが、大学に行ってから、まさに主のお導きによりO・D・ビックスラー先生と、御茶ノ水でお会いできましたことを心より感謝しています。1956年3月に門を叩き、5月に御名に入るバプテスマに与った恵みを忘れることは出来ません。先生は「小幡兄弟。3年間は他の注解書などを読まずに、聖書だけを読みなさい」と教えて下さり、また、ある時、使徒行伝の学びで、17章11節から、「小幡兄弟もこのようにしなさい」と教えられました。とかく私たちは偉大な先生のみを見、聞いてしまう傾向がありますが、B先生は徹底して、「主イエスのみを見よ。そのために、人間の言葉ではなく、神のみことばに聴きなさい」と強調し、教えて下さいましたことを有難く思っています。聖書全部と言いましても、それは途方もないことで、何かダイジェスト版を求めたくなりますが、もったいないことです。パウロは、「神のご計画の全体を、余す所なくあなた方に知らせた」といいましたが、そこに主の群れを守る秘密があります。どうか見かけに惑わされず、今朝の聖句を初め、聖書に聴き続けて下さい。

 
2014.10.05(日)


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