聖書のお話 「起きて、食べなさい」−聖書の植物(13)
−えにしだ−  T列王記 19章1〜18節

  エニシダはマメ科の植物、樹形も樹高も萩に似ている。エリアは今、極度に落ち込み、えにしだの木の下に座り込んで、「主よ。もう十分です。私のいのちを取ってください」と恨み言をさえ言う。エリアがカルメル山上で450人のバールの預言者、400人のアシェラの預言者と壮絶な祈りの戦いに勝ったのは、つい先日だったのに。しかし、信仰者でも落ち込むときはある。モーセでさえあった、(民数記 11:11〜)。 特に大きなことを成し遂げた後にはその極度の緊張、ストレスが様々な心身異常という落とし穴に落ち込ませるが、神はその民を顧みられる。御使いが彼に触って、「起きて、食べなさい」と言われた意味を知れ。私たちはとかくどなるのではないか? 二回目に来て同じことをするが、今度は「旅はまだ遠いのだから」と指示ではなく、自分に思いつかせる。この時は食事もたっぷりとあったから、エリアはひと月以上歩き、シナイ山につき、そこの洞穴で神との一夜を過ごす。エリアは神に会い、思いのたけを神にまた吐き出すが、神は初めてエリアを諭し、彼のすべきことを伝え、仲間も大勢いることも伝える。パウロの例:Tコリント 10:13。神はあなたが忙しく動いている時だけではなく、沈んでいる折りもそばにおられる。それを知る時、あなたは→Uコリント 1:4。

 
2014.08.03(日)


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