聖書のお話 「小さな種に力と可能性」−聖書の植物(11)
−からしたね−   マタイ 13章31〜32節

  イエスさまは、天国は限りなく成長していくということをお話されるために、からしだねはどんな種よりも小さいが、巨大に成長するという当時の人々が知っていた格言を使われてお話しなさったようです。

  人々は旧約聖書で預言されていたメシアがおいでになっても、そのイエスを弟子が僅か12人の片田舎のナザレ派としてしか見ていなかった。

  イエスは限りなく拡大する天のみ国の特質を「小さい」、「力」、「可能性」と言う観点から話される。人間は誰も、そのスタート時点から将来を見通すことはできない。時至り、あの日、男だけで3000人に増え、すぐに5000人となり後は数えることもできなくなった事実を見よ。

  福音の種には力がある。不都合、邪魔立てがあっても、神の種は必ず芽生える力を内蔵している。コリントT 15:58

  種の種たるゆえんは何かではなく、何になるかである。神がともにおられるとき、そこにはいつも偉大な可能性が保証されている。貴方もその可能性をいただいていることを知れ。「神にとって不可能なことは一つもない」ルカ 1:37。だからもっと神の福音の種を持って外に出て行こう。今を見るな、神はあなたを大きく用いられることを確信せよ。

 
2014.07.20(日)


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