聖書のお話 「よい土地」−聖書の植物(10)
−たね−   マタイの福音書 13章23節

  今日は「たね」。この例えの種は何の種でしょうか。昔、ルツの時代は 大麦をたくさん作っていたようです。一方、イエス様の弟子たちが麦畑の穂をとって手でもみ、食べたという麦は小麦であったろうと思います。

  さて「神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった」創世記 1:31の記述です。イエス様は主なる神が土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれたことを踏まえて、この種まきの例えで人を土地と例えているのかもしれません。 彼らは初め、主なる神ととても良い関係で、いのちの水をたっぷりい ただき、よく耕されていましたが、その後の背信で彼らの心は畑の中の小道のように硬くなったり、神のみ手で耕してくださることを拒み、石ころだらけの地に変わり、また、そうではなくとも、世の思い煩いといういばらに覆われてしまう地になって、折角、「朽ちない、生ける種」をいただいても、それらを無駄にしてしまった。しかし、神とともに歩く者の心はいつもみずみずしく、栄養にあふれているので、それぞれ能力に応じて、百倍、六十倍、三十倍に実を結ぶのです。あなたはどのような土地でしょうか? あなたは種を蒔かれる土地であると同時に福音の種を蒔く人でもあります。収穫の主に依り頼み、沢山、種を蒔こう!

 
2014.07.13(日)


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