聖書のお話 「さあ、主の山に上ろう」−聖書の植物(9)
ミカ書 4章 1〜5節

  今日は「イチジク」。イチジクの木の下に憩うとは平和の象徴だった そうです。4章の冒頭はあまりにも有名ですが、神は乱れたヒゼキヤの時代でしたが、その時代に活躍したイザヤとミカ二人に、罰だけではなく、なおも栄光の明日を迎えるメシヤ来臨の預言をさせています。3節のことばはイザヤ 2:4にもありますが、この聖書に示された平和こそ国連設立の目的であるとNYの国連ビルの正面に掲げられています。

  まことの平和は武器によっては決してもたらされません。ましてや政治によってでもありません。3、4節はただ神の裁きによって、一人びとりの心は変えられ、人々は戦いに訴えることがなくなり、その結果、弱い者も、差別されてきた者も、皆、喜ぶ者と変えられ、すべての人々は安らかに平和の実を享受するようになると強く説いています。

  イエス様が「わたしはすぐに来る」と仰えられてから2000年が過ぎました。この終わりの日が近づいた今であるからこそ、私達は私達の神、主の御名によって歩み、全ての人にキリストのよきおとづれを伝えよう。「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。災いの日が来ないうちに」とは、まさにあのノアの洪水の時をまざまざと思わせるのです。 「神を畏れよ。神の命令を守れ。これが人間にとって全てである」

 
2014.07.06(日)


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