聖書のお話 「主の手は短いのだろうか」−聖書の植物(6)
民数記 11章 4〜34節

  「にら」。ユリ科、ネギ属。庭には他に同属の葱、花韮、行者大蒜が 生えています。このニラの名前が不信仰のイスラエルの口から出てくるのは、ニラにとって不本意ではなかったかとつい思ってしまいます。

  主なる神はエジプトにいる彼らの悩みを見ました。追い使う者の前の彼らの叫びを聞き、彼らの痛みをも知りましたので、モーセに語り、「彼らをエジプトの手から救い出して、広いよい地、乳と蜜の流れる地へと上らせる」と約束なさいました。彼らはエジプトでなされた神のみ手を見、一大危機であった葦の海では神が彼らの前に立ち、後ろに立って、彼らを救われたことを、彼らはその目で見、体験したのです。それにもかかわらず、のど元過ぐれば熱さを忘れ、水をくれ、パンをくれ、肉が食べたい、ニラを食べたいと不平を並べたて、神に不信をぶつけた。 イエス様が引用された、「人はパンのみにて・・・」は出エジプトの過程で語られたものです。主なる神は、人は主の口から出るすべてのもので生きることを分からせるためにマナを初めとし、40年間、着物はすりきれず、足も腫れずに守られたのに、愚かにも彼らは気付かなかった。

  出エジプトは今の私たちにも起こりうるケース・スタディです。今、あなたも約束の天の国に向かって歩んでいる。主の真実を常に覚えよ!

 
2014.06.15(日)


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