聖書のお話 「できることをした人」−25−
マルコ 14:3〜9

  いつごろからか、「分を超えないとか、分、相応」と言う文化が私たちのなかに生まれてきた。これが今の私たち、キリスト者をも随分と制約しているのではなかろうか。これが人間関係にも絡んできて、何かをしようと思う時、周りの人とのバランスを考えて、自分ならこのくらいにしておけば、いいだろうなどという考えがでてくるのです。

  確かに「だれでも、思うべき限度を超えて思い上がってはいけません」ローマ 12:2と言うみことばがありますが、これは回りの目を気にして何かをすると言う意味はまったくありません。「神がおのおのに分け与えてくださった信仰の量りに応じて」と言う意味を深く吟味してください。ここに出てくるマリヤは主のために、できる限りのことをしたいという思いを徹底したので、主は「この女は自分にできることをしたのです」とほめたのです。そして、その捧げものはよい香りとなって家に満ちたばかりではなく、彼女の思いをはるかに超えて、それは主の埋葬の備えとしてささげられたのですとイスに言わしめていますが、これは、できるだけのことをしたときついてくる、イエスのくださるお恵みです。  私が心から感謝していますことは、はるなの教会には、このマリヤのような方が本当に大勢いらっしゃることです。諸兄弟姉妹に感謝!

 
2014.02.23(日)


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