聖書のお話 「キリストとの出会いがあなたを変える」−14−
ルカの福音書 24章13〜16節

  夢破れた二人は、あの日、ぶつぶつと、時には声を荒げ、過ぎ去ったことを語りながらエマオへと向かっていた。そこにイエスが寄り添う。しかし、二人は気付かない。そこでイエスが声をかけられるが、二人は、「あれほどのことを知らないのですか?」といぶかる始末であった。   25節以降にはイエスが彼らに全く新しい光を与え、キリストの十字架に至るすべての出来事が、実は神の永遠の目的の中にあることをお語りになられたとある。二人の心は燃え上がり、その人と別れがたく、なおも共にいたかったので、一緒にお泊りくださいと願った。その夕食の席でイエスがパンを祝福して裂き、彼らにお与えになったとき、二人の目は開かれ、イエスだと分かったが、その瞬間、主イエスは二人には見えなくなった。二つのことに気付いて欲しい。主イエスは、どのような時にも、あなたに寄り添っておられる。波立つあなたの心に、主のご臨在は平安を与え、あなたがそのご臨在の続くことを望むようにされる。

  そしてあなたに新しい道を示し、送り出される。あなたの人生に主がおられるとき、つねにあなたは新しい道を示され、背中を押される。もし、今、あなたがエマオ途上にあるならば、この真実を見つめてほしい。

 
2013.12.08(日)


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