聖書のお話 慈しみ深き友なるイエスの証人」−9−
マタイの福音書 20章29〜34節

  今、水曜日の勉強会は讃美歌の詩について学んでいますが、先週は讃美歌312番「いつくしみ深き友なるイエス」でした。これはジョセフ・スクライヴンの常人ならば、神を呪いかねないほどの2回にわたる試練を主の慈しみをもって力をいただき(ヨハネ 14:16)、立ち直った彼が、わが子以上に苦悩を味わい、病床についてしまったアイルランドにいた母親を慰めるために書かれた信仰の詩と言われています。

  以後、彼も悲しむ者の友として(ヨハネ 15:15)、イエス・キリストの愛を人々に宣べ伝える証人として生きました。その顔は天使を思わせる平安と慈しみに満ちていたと記されていますが、この讃美歌は今もって世界中で、私たちもあらゆる状況において愛唱されています。

  二人の視覚障碍者にお会いになられたイエス様は、憐れまれただけではなく、近寄って彼らに触れられました。神の愛は慈しむ心を起こされ行動させ、救うという拡大していくプロセスが特徴です。神の慈しみを受けた人は孤独に終止符を打たれ、希望を抱き、神の慈しみを次の人にバトンタッチする人に変えられていきます(ヨハネ 17:18)。

  内在される聖霊の神は、先週もみなさんを立ち上がらせ、東北に奉仕チームを送りました。あなたも神の慈愛の証人です。感謝!

 
2013.11.03(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会