聖書のお話 「あなたは実は死んでいる」
ヨハネの黙示録 3章 1〜3節

  サルデスの教会は大勢の人々が礼拝に集まり、長老や執事も整い、有名な説教者もいて、様々な活動をしていたことだろう。しかし、聖霊は老ヨハネの口を通して、「あなたがたは生きていると思っているが、実は死んでいる」と宣告した。どうしてか? 「あなたがどのように受け、また聞いたかを思い出しなさい。それを堅く守り、また悔い改めなさい」とのみことばにそのカギがある。サルデスの教会に限らず、今も多くの教会がキリストをかしらとする教会として出発しながら、いつのまにか、人間の教会と化してしまっている。私たちは、今こそ、「吟味せよ」とのパウロの叫びをTコリント 11:23〜29に聴かくてはならない。 死している教会の症状は沈黙と暗闇。そこからはキリストの福音は聞こえず、世に対しての光も見えない。そのようなところにも、人は何かを求めて集ってくるが、彼らもやがて、死に至る病に冒されてしまう。

  感謝すべきは、そのような教会に対してさえ、愛と義の神はだれが死ぬのも喜ばず、悔い改めて生きよと完全な聖霊を注ぎ続けておられる。

  私たちには、なお、望みがある。主が下さる霊のいのちの豊かさである。そこに生きる者として、互いに励まし合い、今週を歩み続けよ。

 
2013.09.22(日)


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