主の御名にいるバプテスマに与りながら、その後の継続したみことばと祈りと実践を通して主との交わりを疎かにし、成長しない信仰の幼児は神の前における自分の罪と、その赦された自覚が乏しく、主イエスの十字架と復活を確信していない者が多い。そこから彼らは自分で確かめたことだけを信じるものとなってしまう。コリントのある者たちもそうであったようだ。でもそのような彼らの行き着くところは疑心暗鬼の渦の中、生とはなにか、死とは何かを知らず、真の平安はない。

　　割合と多くの信者が死を恐れている。どのようにしてか？　マタイ　６：２５〜の主イエスの指摘は、すべて死への恐れが根底にある。

　　パウロはイザヤ、ホセアの預言の成就を高らかにうたう。主イエスの十字架上の贖罪と復活による新生こそ、私たちに約束された勝利であり、神に感謝すべきことですと。そして、５８節、主イエスの十字架と復活はあなたへの磐石の備え、あなたは自分の労苦が主にあって無駄でないことを教えられているのですから、ルカ　１０：２７を想起し、地上にあって、最後まで主のわざに励み、忠実であれと勧める。感謝、感謝。