聖書のお話「歩み続けるとき」−小幡幸和兄―
創世記 15章1〜6節

  アブラムは主の命を受け、「あなたを大いなる国民にする」というお約束をいただいて、生まれ故郷から、主の示す地に向かいました。そこでも、「わたしは、あなたの子孫を地のちりのようにならせよう」とのおことばを主よりいただきましたが、現実は違いました。いろいろの出来事の後、アブラムは暗いテントの中で戸惑いの中にいましたが、「アブラムよ。恐れるな」とのおことばを主よりいただきました。主は彼を外に連れ出して、「さあ、天を見上げなさい。あなたの子孫はこのようになる」と仰せられ、彼は主を信じ、主はそれを彼の義と認められました。

  私たちも時に神のお約束が見えず、コリントでのパウロのように、未来に対する恐れに陥ることがあります。「恐れるな」。これは主の基本的な私たちへの呼びかけのおことばです。私たちの肉の目では見えないものを主は今、見させてくださろうとしています。神のお約束の正しさを確信し、困難と分かっていても、主のみことばに従って歩むとき、主なる神のおん祝福があるのです。記念礼拝の満堂の礼拝者は、まさに主のお約束を今、体験させられたことでした。さあ、主と共に歩み続けよう!

 
2013.08.11(日)


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