聖書のお話「その中で一番、すぐれているのは愛です」
コリントT 13章 8〜13節

  御霊の賜物は本来、みなの益となるために、各々の力に応じて与えられたのでしたが、コリントの教会ではいつのまにか、自分の行ったことの自慢の種、他を侮る手段と残念ながら堕してしまっていたようです。 

  ヤコブを通して語られるように、信仰も行いがなかったなら、それは死んだものですが、コリントの問題は信仰から出た行いを装いながら、実は聖霊の導きではなく、自己の思いが幅を利かせていたことでした。

  7節まではパウロの叱責。それを受けて8節から「預言の賜物ならばすたれ=無効になる、異言ならばやみ=ストップさせられる。知識ならばすたれる=無用になる。しかし、愛は決して絶えることがない=高いところから転げ落ちることがない」と結びます。一人一人がかけがえのない賜物をいただいているということは、全部が合わさって働くとの意。

  各自の賜物を使うことだけが目的ではなく、皆がやがて来られる主イエスにお会いできるように、互いに備え、再臨の主とお会いし、一つとなることが最終目的で、その原動力は神の愛、だからこそ愛を求めよ。

 
2013.07.28(日)


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