聖書のお話「さらにまさる道」−17−
コリントT 13章 1〜13節

  各自が主のからだの一部分として、かけがえのない御霊の賜物をいただいているにも関わらず、コリントの人たちはそれでもって仕えあうのではなく、高ぶり、また、兄弟姉妹たちを見下げてさえいたのだ。

  イエス様が地上においでの時も信心深いといわれる人たちは、律法を守っているかに見えたが、しかし、自分のすべてを主に明け渡すということができない人が多かった。主はあなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあると言われたが、御霊の賜物であるにもかかわらず、それをあたかも自分で得たかのごとく、思っていた人々が多かったので、パウロは、たとい私の体を焼かれるために渡しても、愛がなければ、何の役にもたたないと喝破し、「私はさらにまさる道を示してあげよう」と続ける。神にお仕えすることの最大の者は神を愛すること。ルカ 10:27にある如くである。パウロはエペソ 4章にも同じく教えている。

  パウロのいう「愛」とは何か? 次週に見るが、その最大の特徴は寛容、また忍耐である。Uペテロ 3:9に神の愛の本質が示される。

 
2013.07.14(日)


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