あなたは主から委ねられています賜物をよくご存知ですか？　御霊の賜物は大いなる祝福でありますのに、それを気付いていないことは祝福を無にすることです。コリントの教会では、それどころか、賜物を巡って、誇ったり、ほかの人を見下げたりする、愚かな動きがありました。

　　御霊の賜物とは自分の努力や才覚では得られないものです。神様からの各自への適材適所のプレゼントであることを弁え知りなさいとパウロは注意します。一人一人は主をかしらとするからだの一器官、神様という神経系統により、全体が調和して動くときにからだ＝教会は生き生きと動き出します。ヨハネ　１７章に記される主の祈りの強調点の一つは、「主に在って皆が一つとなる」ことです。ですからパウロはみなの益となるために、各自に御霊の表れが与えられていると強調しています。

　　あなたには、あなただけのかけがえのない賜物が与えられています。あの兄弟も、この姉妹も同じです。兄弟姉妹を愛するとは、それを知り、各自の御霊の賜物を、お互いが一杯に生かすことです。うれしいですね！