聖書のお話「主の日に彼の霊が救われるため」−9−
コリントT 5章 4〜5節

                コリントT 5章 4〜5節  主イエスは、一匹の迷い出た羊のたとえを話されてから、天にいます父のみ心はこの小さな者たちの一人が滅びることではない。だから罪を冒した兄弟を責めるときの三段階の教えをされている。ただ、悔い改めない悪いパン種は除くように教えておられる。  パウロは愛するコリントの教会の状況を知った。そして、罪を指摘されても、なお悔い改めなかった者を主の体から除いた。パウロの心中はいかばかりであったか。次の手紙にこの時の処置の事に触れているが、自業自得だとも、せいせいしたとも言っていない。同じ主の体の一部を切ったのであるから、その痛みはみんなの痛みでもあった。パウロは、「私は大きな苦しみと、心の嘆きから涙ながらに」と言っている。今は交わりを断ったが、それは最善をなす主に彼を委ねることであった。果たして、後に彼は悔い改め、その人を許す、すなわち、その人に対する愛を確認させた。彼らは新たな兄弟を得た。確かに、教会内の事につき、私たちは決断しなければならないが、最終の裁き主を忘れてはならない。

 
2013.05.19(日)


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