聖書のお話「神の教会、神の聖徒」−Tコリント(2)
コリントT 1章1〜9節

  コリントの教会にはざっと数えただけでも、20以上の問題があったために、パウロはこの手紙を書きましたが、書き出しに注目してください。どんなことがあれ、コリントにある教会は神がご自分の血をもって買い取られた神の教会でしたし、各自は主イエスの十字架により罪の世界より、選び分かたれ、主の復活により新しいいのちをいただいた聖徒でありましたから、パウロはこのことを各自に思い起こさせています。

 神より離れている今の状態を認め、悔い改めて、立ち戻るようにとの熱涙の下る祈りを込めています。今の私たちにも通じる祈りです。 そのような看板が掲げられているから、神の教会なのではなく、主イエスをキリストと信じる人々が集められているから、そう呼ばれ、そこに集う人も、単に会員名簿に名前が登録されたからではなく、聖徒として召された者、即ち神より託された聖なる使命のために、取り分けられた者であったがゆえに、聖徒と呼ばれると、各自の襟を正しめたのです。

 パウロは「私たちの父なる神と主イエスから、恵みと平安があなた方の上にありますように。」と祈る。恵みは彼らを神と結びつけ、平安は教会を教会ならしめる基本的な働きである。私たちも15:58を再読を!

 
2013.03.17(日)


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