聖書のお話「サウロからパウロへ」−Tコリント(1)
使徒の働き 9勝10〜15節

  初めにパウロがどんな人であったかを、使徒の働き 22章3〜5節、ピリピ人への手紙 3章4〜6節から見ましょう。人間の目からすればずばぬけた人物でした。しかし、今やパウロは断言します。「私の主であるキリスト・イエスを知っていることの素晴らしさのゆえに、これら一切のことを損と思っている。それらをちりあくたと思っている」と。

  なまぬるさをお嫌いになる主は、無知のゆえに冷酷無慙だったサウロを、あのダマスコ途上で捉えられ、主の熱いしもべへと180度変えられました。そのとき、主が用いられたアナニヤ、新生してからのバルナバ、コリントで会ったアクラとプリスキラ、後に弟子となったテモテたちも実はパウロを作りあげていった主の器であったと覚えさせられます。

  そして最後の仕上げの場がサタンの巣窟ともいうべきコリントであったことは驚くべきことです。人間の賢さを捨て切り、ただ、主のみことばの愚かさに聴き、宣べ伝える一大転換点となったのです。 使徒の働き 18章9〜11節、また、コリントT 1章18〜31節、2章1〜5節に私たちも耳を傾け、パウロのごとく徹底して新しく造り変えられますように、互いにとりなし、祈り合いましょう。

 
2013.03.10(日)


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