聖書のお話「待ち望んでいた食事」 ルカ 22章14〜20節 
主の食卓シリーズ−1−

 ルカはイエス様の最後の晩のことを、このように書きとめています。 「わたしは、苦しみを受ける前に、あなたがたと一緒に、この過ぎ越しの食事をすることをどんなに望んでいたことか。あなたがたに云いますが、過ぎ越しが神の国において成就するまでは、わたしはもはや二度と過ぎ越しの食事をすることはありません・・・」22:15〜18

  その後、もう一回、イエス様は弟子たちと朝食をともにされていますが、それはマタイが書いているようにガリラヤ湖畔でした。弟子たちは復活されたイエス様にお会いしているのに、まだ呆然自失で、ペテロがまた漁師に戻るというと、他の弟子たちも同調する有様でしたが、聖霊の神は彼らを導き、最初の出会いを再現させます。主のみことばに従うとき与る恵みを再び確信させられ、主が用意された朝食の後、みことばをいただき、ルカ 22:32のみことばが実現していくのでした。

  後にトロアスにいたパウロたちも週の初めの日、パンを裂くために集まりましたように、主のお招きになられる食卓は主の十字架により、この私がお交わりに入れられたことを再認識し、私が与えられている使命を再確認する時となったのです。それが待ち望むべき日曜の礼拝です。

 
2013.02.10(日)


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