聖書のお話「主にあって、喜び歌え」 
詩篇 44篇−詩篇シリーズ 4−

 今朝の礼拝も讃美があり、悔い改めと感謝の祈りがあり、主のみことばがあり、今週も私の全てをお使いくださいとの捧げものがあります。

 これらは全て礼拝の中心として主の十字架に与る主の食卓に集中されます。今朝、強調したいのは讃美歌です。これは荘厳なオルガンを聴くコンサートでもなく、刺身のつまのようなものでは決してありません。

 説きあかされるみことばと一体となって、いのちの糧、今週を生きる力となるものです。3節では「喜びの叫び」とありますが、主に向かって捧げるくちびるの捧げものであることを強く心に留めてください。

 旧約の時代の礼拝の特徴は、「天にあるものの写しと影とに仕えて」いました。典型的には繰り返し捧げられた動物のいけにえでした。イエス様がおいでになられてからの礼拝は、感謝すべきことに、なにか象徴する代用品によってではなく、ずばり信仰者の霊とまこととによって捧げることが許されているのです。私たちはイエス・キリストを通して、讃美のいけにえ、すなわち御名を讃えるくちびるの実をだれかが代わってではなく、直接に神に捧げることを許されました。ですから日曜礼拝だけではなく、日々、霊において、知のことばで讃美し続けたいのです。

 
2012.10.07(日)


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