聖書のお話「聖霊は全てを教え、思い起こさせる」−2− 
ペテロの手紙T 3章15〜16節

 この私たちはキリストの威光の目撃者なのですとペテロは特別の思いを込めて書き送っています。ペテロはイエス様のそばにいた一人ですが、失敗の連続でした。そのペテロに対し、最後の夕食の時イエス様は、「わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」と語られました。ペテロが本当に立ち直ったのは復活されたイエス様と3回もお会いした後だったようです。ペンテコステの日のペテロの説教には驚かされます。また、「私たちは自分の見たこと、また聞いたことを、話さないわけにはいかない」との宣言に新生したペテロをはっきりと見せられます。時が経つにつれ、使徒たちのことばや旧約聖書のことばを人が勝手に解釈し始め、混ぜ物をするようになってきた。そして、にせ教師は人々の栄誉を求め、自分を神と等しい者とさえしはじめたのだ。ペテロは主が、「父が私の名によって遣わす聖霊が、全てを教え、またイエスが話したすべてのことを思い起こさせてくださる」とのお約束を再宣言する。信仰はただイエスのみことばを聞くことから始まる。代用品で満足するな。聖霊に導かれ、信仰の根源に帰れと声を大にして叫ぶ。

 
2012.08.19(日)


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