聖書のお話「神の恵みのよき管理者として」−7− 
ペテロの手紙T 4章10〜11節

 ペテロは一貫して、「万物の終わりが近づきました」と警告し、ですからこそ、あなたがたはそれぞれが、霊の賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みのよい管理者として、その神からの賜物を今というときに用いて、互いに仕え合いなさいと勧めます。

 賜物には切磋琢磨して、向上させる賜物と言われるものがありますが、霊の賜物は神からのお恵みであって、自分で獲得したり、努力して向上させたりはできない賜物で、神と人との間に生かされるものです。

 この一人びとりに与えられている神の賜物を有機的に生かせるところが教会です。が、しばしばその宝は埋もれていて、生かされていません。パウロが愛する子、テモテに「あなたの内に与えられている神の賜物をふたたび燃え上がらせなさい」と言った言葉を私たちも受け止めよう。

 あなたは、神からこのような賜物をいただいた者として、心をつくし、知性を尽くし、力を尽くして主を愛し、応えようとしていますか?

 あなたの生き方を通して、はるなにある主の教会が、この地域、そして地域を越えて神の愛を表し、人々をひきつけるよう願っていますか?

 
2012.08.05(日)


>> 最新のメッセージ
© はるなキリストの教会